ゴキブリに続き、アシナガバチが軒下に巣を作り始めていた。
アシナガバチが飛んでいるのを初確認した時には、既に5cmほどの巣が出来上がっていた。
今回この巣を撤去したので、私が行った撤去の仕方と、巣の中を公開しようと思う。
小さな巣の中は既に幼虫だらけだった。アシナガバチの巣は初期のうちに撤去を。
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危険な蜂
私はこれまで危険な蜂についての知識が曖昧で、スズメバチ、アシナガバチ、クマンバチに刺されたらマズイという意識はありつつも、それぞれの個体がどのような蜂なのかを知らなかった。
とにかく蜜蜂以外のデカい蜂を見つけたら逃げておけ、と思いながら生きてきたので、じっくりと蜂について学ぶことなくきた。
しかし、よそで今年初の大きな蜂を見た時、長い足をブラブラしながら飛んでいる蜂を見て、アシナガバチだと分かった。分かりやすい名前のお陰だ。
アシナガバチの巣を発見
それから数日して、我が家の庭でアシナガバチを見つけた。
飛んでいく先を目で追うと、軒下に巣を作っていた。
飛んでいるだけなら逃げれば済むが、巣を作っているとなると撤去しなければならない。
アシナガバチの巣を撤去
ゴキブリ退治に必須のアースジェットを振りかけたいところだが、庭に草花があるので出来れば自力で行いたい。
庭にあるものを見渡してみる。
長い長いトングがあればなあ、と思ったがそんなものはないので、とりあえず1番長い〘雑草削る君〙を手に取った。
巣の周りには、二匹のアシナガバチがうろうろしていたが、負けてなるものか!と巣の下に立つ。
〘雑草削る君〙を持ち上げ、三角の尖った部分で巣の付け根を打撃した。
すると、ストンっと巣は落下したが、巣に停まっていた蜂が飛び回わったので一時退避。
落ちた巣を袋に回収してアシナガバチの巣の撤去は終了。
撤去後のアシナガバチ
巣があった場所にアシナガバチがしばらく止まっている。
何をしているのだろう。
巣が無くなって困惑しているのか。再び巣を作ろうとしているのか。
再構築されては困るので、ここでアースジェットの出番だと思った。
キッチンペーパーにアースジェットを振り掛け、〘雑草削る君〙の熊手側に引っ掛けて、巣があった場所をなぞるようにペーパーをそわせる。
効果があるのかは分からないが、再び巣を作ろうとしたアシナガバチがアースジェット液に触れてしまえば、弱るか巣を作るのを諦めるだろう。
巣の中に大量の幼虫
アシナガバチだと思って撤去したが、あれは本当にアシナガバチだったのだろうか?と翌日になり気になった。
調べてみると、やはりアシナガバチで間違いないようだ。
危険な蜂の中でもアシナガバチは比較的おとなしい性格の様で、巣や蜂を攻撃しなければ刺してこないらしい。
アシナガバチの巣はお椀型をしているそうなので、ゴミ箱から巣が入った袋を取り出して再確認する。
密閉していたからか、巣はホヤホヤに柔らかくなっていた。
巣穴はどうなっているのだろう?と覗いてみると、何かがニョキニョキ、クネクネ動いている。
次々に顔を出してきたこれは、アシナガバチの幼虫だ。
既に大量の幼虫が入居中であった。
これが知らぬ間に成長し、大量のアシナガバチが巣立つ時を想像するとゾッとした。
蜜蜂なら可愛いものだが、危険な蜂はお断りだ。
蜂の巣撤去の道具
今回使った〘雑草削る君〙は、思いのほか良い仕事をした。
本来は地面の草を削り取る庭道具なのだが、草を削り取るための刃と、熊手の形になっているので、巣の付け根を削り取ったり、巣を取り外すのに使える事が分かった。
数年前、草取りにオススメされていたので購入してみたが、草取りには全く出番がないままでいた。
まさかの蜂の巣撤去に最適とは、制作者も思ってもみなかっただろう。
まとめ
アシナガバチの巣を見つけたら、初期のうちに撤去をしよう。
こんなに小さい巣の中には既に大量の幼虫が存在する。
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