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そこが入口

ホットカーペットカバーは厚手?薄手?

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今年は1畳用のホットカーペットを使用している。

年明け前までは毛足の長いラグを重ねて使用していたのだが、大晦日から毛足の短いボア素材のラグに変えてみた。

やけに寒かったここ数日。ふと、カーペットが暖かくないのが気になった。

いくらホットカーペットの電源を入れていても、熱が伝わってこなければ電気代が勿体ない。

もしかして、上に乗せているカバー(ラグ)が厚すぎるのではないか。

しかし、以前の毛足の長いラグの方が厚みあったのにどういう事だろう。

そこで、何か薄手の敷物はないかと家を見渡した。

するとあるではないか。熱がダイレクトに伝わってきそうな薄手のインド綿が。

スタンダードプロダクツ(byダイソー)のマルチファブリック。

このフリーカバーを半分に折り畳んでホットカーペットカバーとして使うことにした。

これでホカホカのカーペット生活がおくれると期待が高まる。

少し電気代を奮発し、【中】と【高】の間にスイッチをずらす。

しばらくしたのち、ホットカーペットでぬくぬくと寛ごうと横になった。

が、しかし!全く温かくない。むしろインド綿の表面は心なしかひんやりする。

スイッチを確認したが切れてはいない。

何故。何故。何故。

インド綿をめくってカーペットに手を当てると、冷えている表面にピンときた。

熱が室内の冷気に冷やされ放散しているのだ。

床暖房やカバー不要のホットカーペットはどうだか分からないが、ホットカーペットの理屈は、熱源から出た熱をカバー(ラグ)がそこに留める事で温かさを持続出来るものということだろう。

タツを布団なしで使っても、コタツ内がいっこうに温まらないのと同じことだ。

カバーを薄くすればするほど暖かく過ごせる、というのは間違いだった。

向こう側が透けてみえるほど密度の低いインド綿ならなおさら。熱が隙間から逃げ放題だ。

では何故、厚手のカバーでも数日温かくなかったのかというと、それだけ部屋が冷え込んでいたのだろう。

 

そして、その後、毛足の短いタイプと長いタイプを半々に乗せて確認してみたところ、毛足の長いの方が熱を溜め込む力が強いことが分かった。

電気代を無駄にしてしまって勿体ないことをした。

 

 

 

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