ダイソーでたまたま見つけた商品「ステンレスモップ」を買ってみた。
タイトルのゼロ・ウェイストとは「無駄」「浪費」をなくしてゴミをゼロにしようという取り組みをいうそうだ。
【waste=無駄・浪費】
そんな大層な理想を掲げてこのモップを購入したわけではないが、私の目的とそんなに差異はないように感じられる。
そこで、モップを使う生活をカッコつけて「ゼロ・ウェイスト生活」なんて呼んでみることにした。
モップ生活に変えた動機
私がこの度モップを購入したのは、以前からフローリングワイパーで掃除をする事に苦痛を感じ始めていたからだ。
それは「ゴミを出すことで地球が泣いているかもしれない」などという話ではない。
単にクイックルワイパーの劣化でシートが床に密着しなくなっていたこと、またシートを繰り返し購入するお金が勿体なく感じ始めてのこと。
クイックルワイパーは最強
劣化が目立ち始めたちょうどその頃、人の家で他社製品を使ってみる機会があった。しかしどうにも使いにくいのである。伸縮棒が使用中に縮まったり、シートの密着力が弱かったり。
100均でもワイパーを手にとってみたがそれらと同じ様な印象を受け、購入には至らないままここまできた。
年季の入ったクイックルワイパーはこんなに汚れてしまっているし、表面が歪んでポコポコしている。これではシートも平らにならないので、厚手のキッチンペーパーを挟んでなんとか対処してきた。
新しいものを買えば済むのだが、1500円ほどのワイパーを新調するのは躊躇う。かといって他社の製品は使う気になれない。堂々めぐりだ。
フローリングワイパーでは事足りない
それに我が家の掃除は、フローリングシート1枚、ウェットシート1枚では足りない。
段差があるので部屋をまたぐたびに固形のゴミを拾う必要があるし、ホコリや髪の毛以外のゴミを取り除くためには掃除機も必要。
今までは当たり前のように100均で粘着シートとフローリングシート(ドライ・ウェット)を購入してきた。
しかし物価高のいま、毎日せっせとポイントで1円2円を貯めながら、2円から4円のシートをその都度捨てるのもお金の無駄のように思えてきたのだ。
原点回帰
便利さを追求するがあまり使い捨てが当たり前になっていた今の生活。毎回買いにいく必要のある状態は本当に便利なのかも微妙になってきた。
次第に、どっちみち掃除機もかけるのだから、掃除機とモップで良いのでは?と思うように。
でもモップはどこに売っているのだろう。
雑巾では手間が掛かりすぎるし、昔テレビ通販で憧れた蒸気のモップは今もいい値がするのか。
ステンレスモップ
そう思っていたころダイソーで見つけたステンレスモップ、330円。
形状はフローリングワイパーのようでいて、洗って繰り返し使えるモップとなっている。
見つけたときは「こういうのが欲しかったんだよね」と嬉しかった。
使い方
モップ取り外しの手間は、使い捨てシートの着脱とそう代わりはない。
使い方にモップを事前に水に濡らすとの記載が無い。もしかしたらドライの状態で使用する製品なのかもしれないが、モップといえば水拭きするものと考えて私は使用している。
雑巾で床を拭く時と同じ要領でモップを濡らし、固く絞ったら本体にセット。
使用後はモップを手洗いし、干して乾燥。
回転式
雑巾だとそうはいかないが、回転するヘッドで棚の後ろや隙間もラクラク拭き掃除が可能。
しっかり絞らないと床がビショビショになるので注意は必要だが、1度セットしたら掃除終了まで潤っているのは大変助かる。
ウェットシートではそうはいかない。
伸縮棒
伸縮性があるので、洗濯機の横などにそっと隠しておくには便利。ただこの手の伸縮棒は意図せず使用中に短くなるので、若干のストレスはあり。
ゴミと支出を削減
購入から日は浅いが、今のところ不便は感じていない。
シートを使い捨てせずに済むこと、シート代の支出を減らせることは、思っていたよりも気楽だ。
モップを洗うことによる水道代と比べたらどうかは分からないが、今後「買うものリスト」に都度フローリングシートを入れなくて良くなった。
まとめ
ダイソーのステンレスモップで、ゼロ・ウェイスト生活に取り組み始めた今日このごろ。
ゴミを減らせばゴミ袋代削減にも繋がるので、しばらくこのモップ生活を継続してみようと思う。