ダイソーのソーラーライトは安くてお洒落なものが多い。
しかし、吊り下げタイプはどれもこれも光量が足りない上、すぐにつかなくなる、または消えるという頼りない商品でもある。
100円ならまだ甘い目で見る事も出来るが、ホームセンターで買うものよりほんほ数百円安い程度の330円となると、そう安々と買い替えるわけにはいかない。
それに買い替えたからといって、手元にやってくるのは同じく「すぐにつかなくなる」「すぐに消える」商品だ。
前回記事のソーラーライト(ガラス瓶・透明)に続いて、このソーラーライト(ガラス2way)も購入の翌日からつかなくなった。晴天続きで充電がされていないということは考えられない。
そこで電池交換をしようと試みたのだが、簡単にはいかなかった。
このソーラーライト(ガラス2way)は、丸いフォルムとシーグラスのような見た目がとても可愛らしい。
庭や玄関に飾るだけでなく、キャンプやお祭りでも活躍しそうなお洒落感。
こういうのを、「メルヘンな」というのか「アンティークな」というのかは知らないが、とにかく雑貨屋さんが好きな女性にはウケそうである。
そんな洒落たソーラーライト、しっかり光って良い雰囲気を演出してほしいところだが、つかないんじゃ意味がない。ただの置き物に用は無い。
こちらも電池交換をするかと蓋を開ける。使い始める時にも思ったが、なんとも貧弱な電線である。だいじょうぶかよ、と心配になる。
電池を取り出そうとしたところ、違和感があった。なんだこれ。
交換するつもりで用意した乾電池とはどう見てもサイズが違った。
こんな乾電池みたことないぞ。まさか、この「ガラス2way」は電池交換不可な商品なのか?と肩をおとす。これでは置き物どころかゴミじゃないか。
なんという乾電池なのかも分からないが、とりあえず乾電池に書いてある「2/3AAA 100mah 1.2v」を検索してみると、同じ黄緑色の電池はAliExpressで販売されてはいるようだ。同サイズのものがどれかは分からない。
しかし、このサイズの乾電池は普通に売ってあるものだろうか?定番ではない乾電池が使われている商品はこれが厄介だ。
超絶面倒くさいが、とりあえずライトを買ったダイソーに行けば置いてあるかもしれないと思った。ダイソーの商品だし可能性は0ではない。
その晩は道具を片付け、ライトはひとまず放置することにした。
翌日、ダイソーに行く前にセリアに寄ったついで。乾電池コーナーを覗いてみると、似たような小さい乾電池があるにはあった。
これは単5になるらしいが、はたしてダイソーのソーラーライトにピッタリ合うものなのか?
並べてみたところ、同じものといって構わなさそうである。
マイナスドライバーで端子を持ち上げて、黄緑の乾電池を外す。
次に新しい乾電池を入れる、のだが、乾電池が入らない。長さは問題なさそうだが、横幅が太すぎるようだ。
結局ダメなのかよー、と再び肩を落とす。
こんなに手間暇とお金を掛けてるのにゴミになるなんて、なんだか悔しかったので無理矢理押し込んだ。だって、単5の乾電池なんて初めて見たし、他に使い道もないのだから。
すると、貧弱な電線に明るい光が灯った。これは電池交換は成功したのではないか?と思う。
暗くしてみるとこうして330円とは思えない光量に。買ってきたばかりの時より何倍も明るい。
少ない電球の数が儚さを演出しているようでもあり、これはこれで良いではないか。
値段なりといえばそうだし、ホームセンターやネットショップで販売している物の方が、光量や耐久性はしっかりしているのだろう。
しかし、既にダイソーのそれを買ってしまい肩を落としているならば、電池交換をして命を吹き込んでやるのも悪くない。
【追記↓】