ここのところティラミスが食べたくて仕方がなかった。
ティラミスは美味しいスイーツだし、まずいティラミスにはいまだかつて出会ったことがない。
そうはいっても、普段スイーツを食べたくなるときは生クリームやチーズ系のものを選択するのでティラミスをいうほど食べたことはない。
それなのに何故だか最近その存在が気になっていた。
セブンイレブンでも冷凍ティラミスが気になったし、他のコンビニでもついティラミスを探してしまう。でも買わずに居た。
トライアルというスーパーは全国どこにでもあるのかは知らないが、そのトライアルで四角い大きなティラミスが目に留まった。とても美味しそうだったし、これだけの量を食べられたら幸せだろうなと思った。
コストコの特大ティラミスほどではないが、ゴールデンウイークの自分へのご褒美として買うのも有りなような気もしてきた。(何のご褒美だか知らないけど)
でも結局はそれを買うつもりはなく、普通のスイーツコーナーへと移動する。
コンビニスイーツはいい値がするし、ティラミスとなれば300円くらいはするだろう。少し前に別のスーパーのスイーツコーナーも見たが、そこでも気軽に買える価格ではなかった。
また今日もティラミスを買うことも食べることもなく終わるのか、という場面で現れたそれは黄色く光り私にサインを送っていた。
199円の20%引きで159円になったティラミス。
これがマッチング、相思相愛ってやつだ。
私は迷うことなく光るそれを掴んでカゴに入れた。
ティラミスの美味しさの定義は分からないが、このリョーユーパンの「美味しさだけにこだわったふわふわティラミス」を私は自信をもってみんなに紹介したい。
商品名にあるように、下手な手も、外側ばかり取り繕うことも、余計なこともしていない中身で勝負のこの朴訥で真っ直ぐなティラミスが私は好きだ。
美味しさだけにこだわったふわふわティラミス
見た目にはごくごく普通のティラミス。これといった特徴はない。
横から見ても同じく。
食べてみた感想
マスカルポーネとコーヒーが染みたスポンジがあるだけの、製菓の教科書に載っていそうなシンプルなものだが、案外この変哲のないスイーツというのが安心感を与えるのかもしれない。
マスカルポーネも厚みがあって食べた感をもたらしてくれるし、コーヒーが染みたスポンジとの調和が素晴らしい。
ティラミスとはそういうもんだといえばそうなのだけれど、このティラミスはティラミスの王道のように感じた。きっとまた買いにいくだろう。
私を元気付けて
ちなみに、ティラミスには「私を引っ張り上げて」「私を元気付けて」の意があるとウィキペディアが教えてくれた。
最近ティラミスを食べたくて仕方がなかったのは、私は誰かに元気付けて欲しかったのだろうか。
リョーユーパンのティラミスで私は元気付けられた、ありがとう。