昨日、阿蘇神社桜門が元の姿に戻ったという嬉しいニュースが入ってきた。
阿蘇神社の楼門
阿蘇神社
2016年4月の熊本地震で甚大な被害を受けた熊本県の阿蘇神社。
社殿のほとんどが影響を受け、長い時間をかけて復旧が行われてきた。
拝殿
2019年にはこのように拝殿の姿はなくまっさらだったが
2021年には拝殿が完成した。
桜門
しかし阿蘇神社のシンボル的な「桜門」は未だ復旧が続いていた。(写真は地震前の姿)
ちなみに桜門は「ろうもん」と読み、2階造りの門のこと。
下層に屋根のないものをさし、下層にも屋根があるものを二重門とよぶ。
日本三大桜門
【日本三大楼門】
筥崎宮(福岡県福岡市)
素屋根の中の桜門
復旧のため、素屋根(すやね)と呼ばれる建物に長いこと囲まれていた阿蘇神社の桜門。
復活へ
それが7年の歳月を経て完成したという。
日本三大桜門の1つ「阿蘇神社の桜門」がついに復活だ。
屋根は銅板葺き(どうばんぶき)。銅板を用いた造りとなっている。
「阿蘇神社」の額も倒壊した建物から取り付けられたようで、当日の名残は残した復旧となったようだ。
今後の予定
2023年3月5日〜12日までは一般見学会を開催。
3月末から素屋根の撤去作業へ。
まとめ
まだまだ復旧は継続している阿蘇神社だが、桜門が完成したことで阿蘇神社らしさがまた戻ってくる。
復活した楼門を観に阿蘇神社へ足を運んでみてはどうだろう。