久しぶりに、はてなブログの今週のお題に応えてみるかとお題を確認。
今週のお題「外でしたいこと」とはまた何とも捻りがあるような無いようなお題である。
それは外で行う事が常の話なのか、本来室内で行う事をあえて外でしたいという話なのか。
そのまま受け止めれば前者なのだろうと推測するが、他人の「やりたいこと」にそれほど興味をもつ人がいったいどれくらいいるというのだろう。
そんな事をいってしまえば元も子もないのでこのくらいにしておくが、他人のやりたいを知ったところでなんだというのだ、が本音だ。
斜め40度から皮肉を言い、更に回ってそこから何かを得たい私はこんな風にこのお題を捉えてみることにする。
「人のやりたい事を見聞きすることで、知らなかった世界を知れたり、すっかり忘れていた過去の願望を思い出すかもしれない」と。
やりたいことはいくらでも
冒頭のそれが「外で行う事が常」の話だとして、やってみたい事は色々とある。
ただし、それには「時間」「お金」「知識」が必要で、すぐに全てを実行できるわけではないのでここでは割愛。
わざわざ外でやりたいこと
それでは何も書くこともないままに終わってしまうので、今思いついた「わざわざ外でやりたい」ことをあげてみる。
- 川でスイカを冷やして食べたい
- 日向ぼっこをしながら爆睡したい
- 夕陽に向かって叫びたい
スイカ1個を買うにはいくらかのお金は必要だが、どれもがさほど時間・お金・知識を必要としない。やる気さえあれば簡単に実行できそうなものばかり。
でもでもよくよく考えてみると本当にそうだろうか?
スイカを安全に冷やせる川を見つけるのは容易ではないし、野外では防犯上の心配もあり爆睡とまではいかないだろう。そして、叫ぶ姿を不審がられて通報されては大変だ。
お金で解決出来ることのほうが簡単で、そうではない事のほうが実行するのが難しいとは今の時代を現しているよう。
娯楽施設だとしてもやりたいか
それなら、それらのやりたいことが娯楽施設で可能だとしたならどうだろう。
スイカ
整備されたキャンプ場、監視員や遊泳中の客がいる川でスイカを冷やして食べたいか?
→たぶん食べないし、そもそもそんな事をしたいわけではない。
理想
いうならば、桃太郎の桃が流れてくるような川でひっそりとスイカを冷やしたい。
日向ぼっこと爆睡
サウナの次は「日向ぼっこブーム」なんていって、商業ビルの屋上や民間の公園にリクライニングチェアが並んでいたとする。
入場料は1時間500円、3時間パック800円としよう。長くなれば長くなるほどお得なのは、どこのサービスも同じだ。
入り口にはロッカー完備で盗難の心配はない。リクライニングチェアにはリラクゼーション音楽が聴けるスピーカー付き。
お腹が空けば併設のカフェで軽食をとることも出来るし、紫外線が気になる人にはUVカットの半透明屋根付きゾーンも。
これは全て私の妄想の話だが、例えばこんなサービスを提供する施設があったとして、そこで日向ぼっこをしながら爆睡したいか?
→しないだろう。眠たかったら家に帰るか、宿泊施設かネットカフェに入った方がゆっくり寝れるし、お金を払って沢山の人がいる場で日向ぼっこなんて馬鹿げている。
理想
私がしたいのは、森の中の静かな場所で心地良い陽の光と良い空気を吸いながら爆睡。
完全に森の中だと虫の存在が気になって爆睡に至らない可能性も考えられるので、森の中の貸し切りペンションのテラスくらいが良いだろう。
夕陽に向かって叫ぶ
夕陽に向かって叫ぶだけならお金もいらないし、晴れてさえいれば実行のチャンスはいくらでも。
所有者もいなければ、叫んだからといって夕陽から怒られることもない。
しかし、夕陽に向かって叫ぶことの出来る場所がない。街中で突然そんな人を見かけたら、私なら早足で逃げるだろう。
理想
ドラマみたいに海や丘でというシチュエーションも悪くはないが、叫べそうな場はそんなにあるものでもない。
海沿いには車や自転車が走っているし、人が降りられる海岸やビーチではウォーキングやランニング中の人も。
人の居ない場所を探しているうち興ざめしてしまいそうである。
まとめ
「時間」「お金」「知識」を必要とせず、簡単に実行出来そうなやりたいことを考えてみた。
案外、お金を出して出来ることの方が簡単に叶えることが出来て、お金では手に入れることが出来ない「やりたいこと」のほうが何倍も叶えるのが難しいのかもしれない。