先月末久しぶりのケンタッキーフライドチキンへ。
いまケンタッキーでは、【ニューヨークチキンバーガーズ】というバーガー二種を販売中で、それがとても魅力的だ。
しかし、私はオリジナルチキンを食べたくてケンタッキーへ来た。
バーガーもチキンもどちらも食べる良い注文の仕方はないものかと、ネットのメニュー表を見ながら頭をこねくり回す。
- NYチキンバーガーズ旨辛バッファローチキンバーガーボックス 1060円
- NYチキンバーガーズコク旨オニオンBBQチキンバーガーボックス 1060円
このどちらかにすれば、ハンバーガー、オリジナルチキン、ビスケット、ポテトS、ドリンク。
NYチキンバーガーもオリジナルチキンもどちらも食べることが可能。
ただ、バーガーセットについてくるオリジナルチキンの写真が細長いオリジナルチキンで、これが嫌でセットにすることを諦める。
昔、オリジナルチキンセットを注文したときに、四角いチキンと細長いチキンが出てきて残念な気分になった。
私の中でのオリジナルチキンというのは四角いチキンだったので、この細長いチキンはなんなのだろう、と。
何故オリジナルチキンを注文したのに、細長いチキンが出てきたのか理由は分からなかった。
以降、ケンタッキーでオリジナルチキンを注文するときは、「どうか四角いチキンが出てきますように」と願いながら待つようになった。
今回もそう思いながら注文したところ、2つとも四角いチキンがきたことでホッとする。
1つは、「これこそケンタッキーのオリジナルチキンだ」と思っている、大きなチキン。
もう1つは、やけに脂身の少ないチキンだった。
なぜにこんなにオリジナルチキンには安定性がないのだろう?
悪く言えば当たり外れがあるのだろう、そう思いながらスマホをいじっていると、ケンタッキーフライドチキンの公式ページで
【ケンタッキーのオリジナルチキンには部位がある】
という事を知って驚いた。
生きてきた期間、それを知らずにオリジナルチキンを食べてきたことが、なんだか虚しくもなった。
世の中、知らないことって色々あるもんだな、そんな切なさも覚えた。
公式サイトの部位紹介を参考に、自分なりに分かりやすい表を作ってみた。
オリジナルチキン5つの部位
私が「これこそオリジナルチキン」だと思っていたものは、【サイ】と呼ばれる腰の部分。
脂身が最も多く、食べ応えのある部位。
こちらは形的にウィング(手羽)にあたりそうだが、公式の説明ではウィングは「コラーゲンたっぷりでしっかりした肉質」となっている。
肉質はあるがやけにパサパサした胸肉やササミのようだと感じながら食べたので、キールのようでもあるが分からない。
では、自分が好きな部位だけを頼めるのか?というと、そういう事はないらしい。
部位(パーツ)の指定は原則お断りしています、と公式サイトに書かれている。
また、組み合わせもマニュアルで決まっているそうだ。
バーガーセットのオリジナルチキンはドラム(脚)と決まっているのだろうか。
「オリジナルチキン 部位指定」と検索すると
「オリジナルチキン 部位指定 うざい」という検索結果が出てきたので、無理な注文による迷惑行為も起きているのかもしれない。
私がこれまで細長いチキンに長らく出会っていなかったのは、たまたまラッキーだったということだ。
好きな部位だけ食べられたら嬉しいが、部位がある事を今回知ったので次回からは出てきたものがどこの部位なのかその時々で楽しもうと思う。