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そこが入口

はちみつ化粧水(ローション)を手作りしてみた

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10月に入り季節の変わり目だった時のこと。

シャワーの設定温度も上がり、温風ヒーターや車のエアコンにあたる時間が増えてきた。

それに伴って膝下の皮膚が粉をふくように。

冬には当たり前の光景なのだが、あまりにも早い肌乾燥。

原因はどうもお湯の温度と温風だけではなさそうだ。

夏に使用していた「角質オフ」のボディーソープをリピートしたばかりだったことや、ガシガシ洗える硬めのナイロンタオルも乾燥を引き起こしたに違いない。

まだ10月だというのに、全身が乾燥注意報を出し始めていた。

顔のホウレイ線対策も行わねばならず、急に美容で忙しい日々へ。

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お手入れ用品

我が家にはスキンケア用品がない。

無いというと語弊があるので「あることにはあるが使えるものが無い」といった方が適切かもしれない。

  • 昨年の夏に買ってほんの数回だけ使用した化粧水
  • 昨年の秋に買ったボディミルク
  • 昨年の冬に買ったヴァセリン
  • 昨年の冬に買ったハーバルオイル

どちらも応急処置的に購入し、最初の数回だけ使用。

面倒くさがりの私だが、不潔なイメージを勝手に抱かれるのは心外なので一応言っておくと、スキンケアやボディケアを全くしないわけではない。

定期的に顔のウォーターピーリングと、洗顔も毎日行っている。

しかし、「引く」作業は行っていても「足す」作業を日常で行っていない現在の私にとって、化粧品というのは一時的に使用する「薬」みたいなもの。

化粧品の使用期限は未開封で3年、開封済みで3ヶ月〜1年。

それ故、ほとんど使われることがないままゴミ箱行きとなってしまっているのが実情。

水分補給が必要

さて、どうやって保湿をしようか。

ヴァセリンとハーバルオイルは開封からまだ1年。

使えないこともなさそうだが、オイル系での保護よりまずは水分の補給が必要だろう。

新しくボディーローションを買うのは簡単だが、まずは家にあるものでなんとかしてみようと考えた。

はちみつ

この少し前に「はちみつ」を使ったヘアパックを試みていたので、今回も同じく「はちみつ」を使うことに。

前回、はちみつトリートメントを作った時の話はコチラ

【関連記事→】はちみつトリートメントを自作して傷んだ髪につけたら大変なことになった

はちみつ化粧水

使ったのは蜂蜜と、植物をアルコールに浸した植物エキス。

  • 蜂蜜:ティースプーン1杯ほど
  • 植物エキス:2mlほど
  • ミネラルウォーター:9割ほど

手作り化粧水には「精製水」や「グリセリン」を使うのが一般的だが、今回のミッションは【家にあるもので化粧水を作る】。

上記の材料を容器に入れ、反転させて撹拌。

昨年買った化粧水の容器がちょうど蜂蜜のような色をしている事に気付き、はちみつ化粧水の容器として使用することにした。

はちみつ化粧水の使用感

水の量に対して蜂蜜が少なすぎたか保湿力が乏しい。

また、植物エキスのアルコール感が強く、このままでは乾燥対策にならない。

【問題】

市販の物と違って防腐剤が入っていない手作り化粧水。

水の腐敗を防ぐために冷蔵庫保管をしていたが、低い温度では固まってしまう蜂蜜。

使用時、蜂蜜が均一に溶けていないことも考えられる。

作り直してリベンジ

今度は容器を小さくし、数日で使い切る形に。

蜂蜜の量を水の1割ほどに増やしてみたが、またしても浸透力や保水力は感じられない。

何も塗らないよりはいいのか?

少量とはいえ、アルコールが逆に水分蒸発を促してしまっていないか?

これを塗る意味はあるのか?いささか疑問。

はちみつを追加

きっと、はちみつが足りないのだ。

そう思い、ティースプーン3杯くらいを追加。

この時点で中身の比率は【水5:はちみつ4.5:植物エキス0.5】程に。

すると「化粧水」というにはあまりにも水分の少ない、高濃度はちみつ美容液のような重々しいものが出来上がった。

全身ベタベタである。カラダはまだ良しとして、顔は毛穴が覆われて呼吸が出来ていないような気がしないでもない。

この、糖分を全身に纏った状態で布団に入る日を何日か過ごしてみて何が不安だったかって、目が覚めた時に蟻の大群に襲われてやしないだろうか?ということ。

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幸いにも蟻に襲われることはなかったが、乾燥は改善の兆しを見せない。

次第に顔の角栓が気になりだし、手作りはちみつ化粧水の使用は約2週間ほどで終了した。

はちみつ化粧水の手作りは難しい

植物エキスを使わずに「はちみつと水」だけの方が良かった様にも思えるが、それはまたの機会に試してみようと思う。

はちみつ量を減らせば冷蔵保存中に水と馴染んでくれないし、はちみつ量を増やせば肌への圧迫感が増してしまう。

常温保存すれば水が腐敗してしまうこともあり、最適解を見つけるのが難しい。

まとめ

はちみつ化粧水の手作りは、簡単そうでありながらなかなかに難しいものだった。

とても面倒な作業になるが、使う度にはちみつと水を混ぜる。これが最も相応しいはちみつ化粧水(ローション)の作り方かもしれない。

(※一般的な手作り化粧水の作り方で、精製水とグリセリンを使えば早い話ではある)

ちなみに、「はちみつ」はどちらかというとワセリンやオイル系と同じで浸透というより保護の役割が大きいイメージ。

私に必要なのはキュウリ汁のようなものだった様に思う。

 

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