先月、親戚から高級そうなバウムクーヘンが我が家に届いた。
あの落合シェフの「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」。
グルメ・シェフ事情には詳しくない私だが、名前くらいは知っている。
だからきっと高級なバウムクーヘンなんだろう。
ラ・ベットラ・ダ・オチアイ
ラ・ベットラ・ダ・オチアイは、イタリア料理の先駆者である落合シェフが、イタリア料理の真髄を味わってもらうために1997年に開いたイタリア料理店。
バウムクーヘン(二山)
最近はコストコやコンビニの個包装の小さなバウムクーヘンを食べることが多かったので、切り株のような大きなバウムクーヘンを食べるのは久しぶりのこと。
10cmほどはある重厚感に、改めてバウムクーヘンがどういうものだったかを思い出す。
どんなバウムクーヘンなのか
細かく刻んだオレンジピールの砂糖漬けを生地に練り込み、外側にシュガーコーティングをほどこしたバウムクーヘン。
カットが難しい
包丁を通すと、シュガーコーティングがポロポロと崩れてしまう。
2回目以降、ビクトリノックスのパーリングナイフ(波刃)でカットすると、切り口が綺麗になった。
食べてみた
バームクーヘンといえば均等に巻かれた層が一般的だが、このバウムクーヘンは不揃い具合が本物の年輪のようで美しい。
ネット上での商品説明では、「内側はしっとり、外側はサクっ」と書いてあったが、最近しっとり系のバームクーヘンに口が慣れていたこともあり、さほど「しっとり」は感じなかった。
むしろ、水分量の少ないバームクーヘンだな、というのが最初の感想。
手でパクっと食べるより、果物や生クリームを添えてフォークで食べるのが合いそうな、そんなバームクーヘン。
オレンジピールは主張しすぎないほのかな酸味。
甘すぎるのが苦手な私は当初シュガーコーティングの甘さに若干引いたが、これが日を追うごとに(毎日二片ずつ食べた)、生地とコーティングの絶妙なハーモニーの虜になった。
翌日以降は冷蔵庫で冷やしているので、良い具合に生地がしっとりしてきたのかもしれない。
無くなる頃には寂しさを感じるほど、このバウムクーヘンが好きになっていた。
今どきのしっとり系バウムクーヘンも美味しいが、正統派バウムクーヘンもやはり美味しいと再確認。
いや、落合シェフのバウムクーヘンだから特に美味しいのだろう。
まとめ
ラ・ベットラ・ダ・オチアイのバウムクーヘンは、贈られた者を虜にするバウムクーヘン。
次回、誰かに贈り物をする際はこのバウムクーヘンを送ろうかと考えている。
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