前記事
【洗濯機の穴に紐が引っかかった(金具)どうしたらいい?】
https://gypsy-warabi.hatenablog.com/entry/sentakuki
の追記である。
引っかかった紐に四苦八苦したが、その後の洗濯も問題なく行え一連の作業は終了した。
普段、洗濯ネットやクズ入れは気になった時に掃除をする程度だ。
それが紐と格闘した翌日、クズ入れの掃除をしようと思い立った。
もうこの時点では、前日の件は私の中で終わった事となっていたので、紐とクズ入れの掃除は何の関連もない。
クズ入れを外して溜まったゴミを確認する。
奥の方に黒い物体が見えた。ゴキブリの卵のようなそれに一瞬ギョッとした。
直前にベランダの掃除をしており、コガネムシの亡骸を見ていたので余計にその塊が虫に見えた。
ゴミを取り去りその黒い物を見ると、グラグラと動いている。
ああ、これはこのクズ取りの部品なんだ。でもグラグラになっている。昨日に引き続き、クズ取りまで壊れてしまったのか。
最悪だ。
次から次へと、なんでこんなにトラブル続きなんだ!
また
誰かは「星のせい」というかもしれないし
誰かは「感謝が足りない」からだというかもしれない
誰かは「運気の変わり目、前兆」だというかもしれない
この部品がクズを取る事になんの役割を果たしているのかは分からないが、何かしら意味のあるものなんだろう。
今度はこのクズ取りを新調しに走らないといけないのか。
とほほ。
グラグラに見えたそれが転がった。
ああ、完全に壊れた。
手に取ってみる。
あれ。
こ、これは。
洗濯槽の後ろに落ちた金具だった。
洗濯槽の下に残留しているのか、排水溝に流れたのか、その行方は知りようがなかった。
しかし、こうしてクズ取りに流れてきていた。
糸クズフィルターの優秀さを感じた。
一日で忘れてしまうほどに執着はしていなかったが、もしかしたら心の片隅に「洗濯機が壊れたらどうしよう」という不安が居座り続けたかもしれない。
それが、この目でその行方を確認することができた。
もう、不安などない。
洗濯機はこれからも動き続ける。