ローソンで展開中の無印良品。
以前のファミマで購入する無印製品といえば文具がほとんどだったが、ローソンになってからというもの、食品の展開が目覚しい。
今夏に至っては、バターチキンカレーやグリーンカレーなどスパイスカレーが並んでいた。
実際、スパイスカレーは今ではスーパーやドラッグストアでも手に入るので、無印店舗にレトルトを買いにいこうとはなかなか思わない。
しかしローソンに陳列してあると、買ってみようかな?と思うのだからいい戦略だと思う。
てんさい糖ビスケット
そんな限られたスペースに置かれている無印良品のお菓子【てんさい糖ビスケット】
これまで全く視界に入っていなかったのだが、一欠もらって食べた時の素朴で優しい味わいが忘れられず(というより、一欠じゃ足りない)、すぐさまローソンに買いに走った。
怒ってるように見えなくもないクマの表情が、正統派のクマっぽく、レトロでたまらない。
てんさい糖
てんさい糖は「てん菜」という大根に似た植物からとれる砂糖。
使ってみた時は、上白糖や三温糖より甘さ控えめ、やさしい甘みをもたらす砂糖という印象。慣れるまで使い方が難しい。
食べてみた感想
先にも書いたが、とにかく素朴。
駄菓子でいうと、イケダヤの「えびっこ」に近いだろうか。
赤ちゃん用のお菓子、亀田製菓の「ハイハイン」にも通ずるものがある。
つまり、自分がすごく小さいとき、仕事のことや世の中のことや、お金のことや、あれやこれやと何も考えずに居られた時の、優しい大人が作ってくれた手作りお菓子のような、そんな優しさを感じる味が、この無印良品の「てんさい糖ビスケット」。
プレーン味、ココア味、共にほんわかした甘さのビスケット。コーヒーもいいけど牛乳と一緒に食べると更にタイムスリップ出来そう。
原材料とカロリー
まあ市販品なので原材料の中身に素朴さは感じられないが、無垢で純粋なあの頃の自分を思い出すには手頃なお菓子であることには変わりない。
最近は食べ物から懐かしさを感じることが度々ある。
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さいごに
無印良品の「てんさい糖ビスケット」は、疲れた大人を癒やす効果ありの優しいお菓子だった。