贈り物にドリップコーヒーをいただいてからというもの、コーヒーに関する学びが楽しい今日このごろ。
これまでなんとなく飲んでいたコーヒーが、意味のある一杯になっていく。
そんな中、また新しいタイプのコーヒーを飲んだ。
いただいていたコーヒーのなかに、ティーバッグタイプのコーヒーが入っていたのだ。
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ティーバッグ
友人がチョイスしてくれた、いくつかのドリップコーヒーのうちの1つ。
小さなカフェのオリジナルコーヒーらしい。（オンライン販売は無し）
その封をあけて出てきたのがこれ。
なんだこれ。どうやってドリップするの？
「OPEN」という文字と切り取り線も見当たらないし、何やら謎の紐もついている。
初めて対面するものを前に、どうしたら良いものやら。
うーん、これはハサミでカットして湯を注ぐのだろうか？
粉がこぼれない様に紐で支える？
もしや、これはコーヒーではないのか？
そんなワケはない。パッケージにはコーヒーだと書いてある。
正解が分からず、しばし固まる私。
そういう物ってあるの？と半信半疑で「コーヒー ティーバッグ」と検索してみると、私が知らないだけでそういう商品が存在する様だ。
これは、ティーバッグタイプのコーヒー「コーヒーバッグ」や「ティーバッグコーヒー」と呼ばれる物だった。
作り方
ベトナムコーヒー
ベトナムコーヒーを淹れたときの様子。
カップにコーヒーバッグを入れて、熱湯を注ぐ。
紅茶を淹れる要領で、紐を上下左右に揺らす。
コーヒーバッグを取り出したら完成。
ブレンドコーヒー
次はブラジルとどこかのブレンド豆。（パッケージを捨てたので失念）
湯を注ぐとすぐに色が出てきた。
ドリップコーヒーほどではないが、コーヒーの良い香りがする。
ぐるぐる高速回転させてみる。
コーヒーバッグで淹れるコーヒーは美味しいのか？
豆を蒸らしたり、「の」の字を書きながらいれるのが、美味しいドリップコーヒーの飲み方ではないのか？
それらが出来ないこのコーヒーは果たして美味しいのだろうか。
慣れないものに困惑してやや疲れたが、コーヒーバッグで淹れたコーヒーは予想したより美味しいものだった。
コーヒーの香りも風味もしっかりと感じ取れるし、抽出具合いもドリップと遜色ない。
コーヒーバッグのメリット・デメリット
メリットその①時短
コーヒーバッグのメリットは、なんといってもドリップコーヒーより短い時間でそれなりに美味しいコーヒーが飲めること。
ドリップコーヒーが蒸らし時間から抽出終了まで約3分とするならば、コーヒーバッグは抽出終了まで約90秒。
おおよそ半分の時間でコーヒーを飲むことが出来る。
じっくりと抽出の様子を楽しみたいコーヒー通の方なら別だが、そういう人達は自分で豆を挽いて専用の器具を使うだろう。
市販のドリップコーヒーを使う人は、豆を挽くほどではないけど美味しいコーヒーが飲みたい人。
そんな人達にとって、美味しいコーヒーを手早く飲めるという点は大きい。
メリットその②放ったらかし
私が特に良いと思ったのは、お湯を注いで放ったらかしておける点。
ドリップコーヒーだとそうはいかない。
3分、されど3分。その間に歯を磨いたり、お手洗いを済ませたり、朝の3分はとても貴重。
あれこれをしている間に美味しいコーヒーが出来上がっているというのは、コーヒーメーカーのような便利さがあった。
デメリット
味も香りも良し。
デメリットはないのでは？と思うかもしれないが、個人的に「コク」はコーヒーバッグの中に置き忘れてきた感があった。
豆によるのかもしれないが、ドリップコーヒーに比べ「まろやかさ」が強い。
コーヒーバッグの立ち位置
ドリップコーヒーには劣るが、インスタントコーヒー（粉末）より美味しい。
【美味しさ】
インスタント＜コーヒーバッグ＜ドリップコーヒー
【便利さ】
インスタントコーヒー＞コーヒーバッグ＞ドリップコーヒー
「ドリップコーヒーを淹れるのは面倒だけど、美味しいコーヒーが飲みたい」という方にはカチッとはまるタイプのコーヒーだと感じた。
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まとめ
ティーバッグタイプのコーヒー「コーヒーバッグ」は、インスタントコーヒーより美味しく、ドリップコーヒーより便利なものだった。
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