捨てようと思ってから実際に処分するまでに時間が掛かったものの1つ、キャンドル。
綺麗な色をしたものから可愛い形をしたもの、アロマの香りがするものまで色々なキャンドルがあるが、私には謎の雑貨であるキャンドル。
タバコや仏壇の蝋燭に火をつけるのと違い、ずっと炎を灯していないといけないキャンドル。
広くて天井の高い海外の家なら理解に難しくないのだが、日本の家屋で実際にキャンドルを使用している人達はいるのだろうか?というのが私は不思議でならない。
扱い辛いキャンドル
むかしむかし、アロマオイルランプを持っていた。
部屋に広がる芳香に癒やし効果はあったが、実のところ火をつける度にヒヤヒヤしていた。
「癒やしのお風呂時間」を演出して風呂場でキャンドルを灯してみた事もあったが、洗面収納のプラスチックが熱で溶け始めて焦った事もあった。
プレゼントにもらいがち
最近ではそんな事もなくなったが、昔はプレゼントや贈り物にアロマキャンドルをもらうという事も。
たしかに見た目に美しいし、良い香りのものもある。贈り物としては最適だ。
しかし、今の私はキャンドルをいただいたら大変困る。使わないからだ。
キャンドルの火や香りに癒やされるどころか、家事や一酸化炭素中毒が心配で落ち着かないだろう。
不要な買い物
それなのに、「映え写真」が撮れるのではないか?、としたたかな思いから100均でアロマキャンドルを購入したのが昨年の秋。
使わないと分かっていながら不要な物を買う。これが物が増える要因だ。
使いもしないキャンドルは棚の中にしまわれ、やや埃が乗っていた。
100均にはいつもお世話になっているし、100均のアロマグッズが偽物とはいわないが、やはり質の良い香料とそうでないものとの香りは全く違う。
香りが良ければ最後に燃焼させて処分しても良かったが、中身を取り出して捨てることに。
キャンドルを取り出す
(注意)ロウが不着すると取るのが面倒なので、新聞紙やラップ、キッチンペーパーなどを敷く。
カップコーヒーについていたプラスチックのマドラーをロウの際に挿し込もうとしたが、ぴったりくっついていて入らない。
ロウを温めたら良いかと思い、沸騰したお湯を用意。
キャンドルに掛けてみた。
長めの木製マドラーを用意。
強く挿し込むと少し入ったが、このあとが全く入らない。
ボウルに沸騰したお湯を張り、キャンドルを入れる。
※ロウが付いたら困るので、料理用ではなく要らないボウルや洗面器を用意。
だいぶ溶けたように思えたが、お湯が少なかったかまだ固くてマドラーが折れてしまった。
キャンドル全体を温める方法に変更。
※溶けたロウが広がると面倒なので、キャンドルに掛けたお湯をキッチンペーパーにこぼしておく。
ぐるぐる転がしながらキャンドル全体を温めると、マドラーがすんなり入った。
マドラーを瓶に添わせながら一周するとストンと外れた。
キャンドルの処分に成功。
と思いきや、瓶の底に何かが残っている。
キャンドルの固定具がボンドで止められている。
マイナスドライバーで金具を持ち上げるような力を加える。
マイナスドライバーでなくても、平らな物があれば外せるだろう。
瓶に残ったロウをティッシュで拭き取る。
処分
蝋燭部分は多くの自治体で「可燃物(燃えるゴミ)」として出すことが出来るそう。
キャンドルが入っていた瓶は「不燃物(燃えないゴミ)」へ。
ロウが入っていた瓶をリサイクルに出せるかは各自治体で異なるだろう。
火を使わないキャンドル
100円均一で電池式のキャンドルを購入したこともあるが、今どきの良いものはリモコンまでついているらしい。
本物の「炎のゆらぎ」には敵わないが、電池式キャンドルからは「安心感」が得られるだろう。
↓↓リモコン付電池式キャンドル↓↓
まとめ
キャンドルを捨てるには手間がかかった。
安全を確保して燃焼させられるなら火をつけるのもアリ。ただし、溶け終えるまでその場を離れられない事や時間が掛かることからオススメしない。
汚れても良いボウルや洗面器など耐熱性の容器にお湯を張り、キャンドルの瓶を温めて中身を取り出す方が簡単だ。
もう購入するのは止めようと思うほど面倒なキャンドル処分だった。
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